心療内科
主な対象疾患
うつ病
- うつ病
- 月経前症候群(PMS)
- 月経前不快気分障害(PMDD)
ストレス因関連症
- 適応障害
- 遷延性悲嘆症
- 心的外傷後ストレス障害(PTSD)
不安症
- 社交不安障害
- パニック障害
- 広場恐怖症
強迫症
- 強迫性障害
- b
身体症状症
- 身体化障害
- 心気障害(病気不安症)
- 自律神経失調症
- blank
発達障害
- 自閉スペクトラム症(ASD)
- アスペルガー障害
- 注意欠陥多動性障害(ADHD)
- 精神遅滞(知的障害)
その他
- 双極性障害(躁うつ病)
- 統合失調症
- 不眠症
- 認知症
※当院では以下の方は対応できません
・18才未満の方
・依存症(アルコール、薬物、ギャンブル、ゲームなど)の方
・摂食障害(拒食、過食嘔吐が主な症状)の方
・持続性抗精神病薬(ハロマンス、ゼプリオンなど)を使用中の方
はたらく人のメンタルヘルス
厚生労働省が発表している「労働安全衛生調査(2023年)」では、メンタルの不調により一か月以上休職した人、または退職した人がいた会社の割合は全体の13.5%で、大企業に至っては91.2%に上ります。
また個人調査では、「仕事で強い不安、悩み、ストレスを感じている事柄がある」と回答した人の割合は82.7%に上り、仕事のストレスで心療内科を受診する方も年々増加傾向にあります。
しかし、一口に「仕事のストレス」といっても、内容は人によって大きく異なります。
適応障害やうつ病などの疾患の他に、発達障害などの特性が関係していることも多くあります。
お困りの内容によっては、環境調整をすることで、お薬による治療をせずに改善する方もいらっしゃいます。
当院ではまず来院された方のお悩みを伺い、おひとりおひとりのご希望を伺いながら最良の方法を一緒に考えていくよう努めております。
職場のメンタルヘルスに関連する疾患
- 適応障害
- うつ病
- 不安障害
- 発達障害など
認知症
認知症とは
認知症とは、様々な原因で脳の神経細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったために様々な障害が起こり、生活するうえで支障が出ている状態を指します。
加齢によるもの忘れと認知症の違い
加齢による もの忘れ | 認知症 | |
---|---|---|
進行 | あまり進行しない | 進行する |
もの忘れ の自覚 | ある | ない |
忘れ方 | 体験したことの 一部を忘れる (例:食事の内容を忘れる) | 体験したことの 全体を忘れる (例:食事したこと自体を忘れる) |
ヒントで | ヒントで思い出せることが多い | ヒントを与えても思い出せない |
日常生活 への支障 | なし~軽度 | あり |
新しい 知識 | 覚えられる | 覚えられない |
性格変化 | ない | あることが多い |
認知症は何科にかかるべきか?
認知症は精神科・心療内科だけでなく、一般内科や神経内科、脳神経外科でも診療を行っています。
認知症の方には幻覚(見えないはずのものが見えると言う)、妄想(ものを盗られたと言う)、徘徊(目的もなく歩き回る)、睡眠障害(夜間の不眠や昼夜逆転など)、暴力などの症状が出現することがあり、その際には認知症のお薬のほかに、幻覚・妄想を改善させるお薬や気持ちを落ち着かせるお薬などを使用することがあります。
そのようなお薬の調整は精神科・心療内科が専門になりますので、物忘れ以外に上記のような症状がある場合は精神科・心療内科を受診することをお勧めします。
もの忘れ外来の流れ
当院での初診から治療の流れをご案内します。
予約
初
受付
初診時は予約時間の15分前にご来院ください。
問診
ご本人様、ご家族様(同伴の方)より普段の生活状況、症状、お困りごと等について伺います。
各種検査
血液検査、物忘れについての心理検査を行います。
画像検査(後日)
必要・ご希望に応じて、連携医療機関にて頭部CT、MRI等の画像検査を受けていただきます。
治療のご提案
認知症の場合、その種類に応じた治療法をご提案いたします。
また、必要に応じて介護認定のための主治医意見書、成年後見人制度利用のための診断書等の作成を行います。